こんにちは!tayです。
今回は、家づくりを考えている方の中でも「中庭」に憧れている人に向けて、実際に中庭のある家で暮らしている方々のリアルな声をもとに、メリット・デメリットをまとめてご紹介します。
中庭があると「おしゃれ」「開放感がありそう」といったイメージを持つ方も多いと思いますが、実際には暮らしてみて初めてわかることも多いようです。
この記事では、実例や体験談をもとにした中庭の魅力と注意点をわかりやすく解説していきます。
中庭を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
contents
中庭のある家とは?
中庭のある家とは、建物の中心や囲まれた場所に庭を設けた間取りのこと。
外からの視線を遮りながらも、光や風を取り込める「プライベートな屋外空間」として人気です。
建築スタイルとしては、
- ロの字型(完全に囲まれた中庭)
- コの字型(L字に囲まれた中庭) などのタイプがあり、それぞれで雰囲気や使い勝手が変わってきます。
実際に住んでわかった|中庭のメリット
1. 採光・通風がよくなる
家の中心に光と風を取り込めるので、どの部屋も明るく風通しが良くなるのが大きな魅力です。
とくにロの字型は、外壁側に窓がなくても自然光をしっかり取り込めます。
2. プライバシーが守られる
外に開かれた庭と違い、外部の視線を気にせず過ごせるのが中庭の良さ。
リビングでカーテンを開けたままでも安心です。
3. 開放感と自然を感じられる
中庭があることで、「室内にいても外を感じられる」心地よさがあります。
リビングや廊下から緑が見えるだけで、暮らしに癒しが生まれます。
4. 多目的に使える
カフェスペース・物干し・子どもの遊び場・家庭菜園など、活用方法は自由自在。
晴れた休日には外ランチを楽しむ家庭もあるそうです。
実際に住んでわかった|中庭のデメリット
1. コストが上がる可能性がある
建物をコの字・ロの字にすると外壁や基礎の面積が増え、コストアップしやすくなります。
また、外構や植栽にもお金がかかるので要注意。
2. メンテナンスが意外と手間
落ち葉やホコリ、虫がたまりやすいため、定期的な掃除や手入れが必要です。
とくにウッドデッキを採用すると、数年ごとに塗装や補修が必要になることも。
3. 音が響きやすい
ロの字型の家では、中庭を囲む形で音が反響することがあります。
家族が多い場合や生活リズムが異なる場合は、音対策を検討するのもおすすめ。
4. 雨の日の使い道に悩むことも
屋根がない分、天気が悪いと活用しにくくなるのも事実。
部分的にオーニング(開閉式の日よけ)をつけて対策しているという声も。
中庭を取り入れる際に多かった工夫
- 掃除のしやすさを考えた素材選び(タイル×人工芝)
- 雨の日でも外とつながれる工夫(軒や屋根つきの通路)
- 室内から“見える位置”に配置して視覚的な広がりを演出
設計段階で「眺める楽しさ・使う実用性」のバランスを考えることで、暮らしの中に中庭が自然と溶け込んでいるという声も多く聞かれました。
まとめ
中庭のある家には、たしかにコストやメンテナンスといった課題もあります。
それでも、家の中に光・風・自然を感じる余白がある暮らしは、日々の暮らしに心のゆとりを与えてくれるようです。
これから中庭のある家を建てようと考えている方は、自分たちのライフスタイルに合うかどうかをしっかり見極めて、メリットとデメリットを把握したうえで、理想の住まいを叶えてくださいね!