家づくりの間取りで気をつけたい5つのポイント

家づくりの間取りで気をつけたい5つのポイント

2025年4月9日

こんにちは!tayです。

今回は「家づくりの間取りで気をつけること」についてお話ししたいと思います。
家づくり計画は夢のマイホームへの第一歩。
その中でも入念に計画を立てるべきは、「間取り」です。

住んでから「こうすればよかった…」とならないために、間取りを考えるときに意識しておきたい5つのポイントをまとめました。

これから家を建てる方、快適な生活を送りたいと考え中の方は、ぜひ参考にしてみてください!


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1. 家事動線を意識する


家事を毎日する人にとって、動線はまさに“ストレスの感じやすさ”に直結します。

たとえば、洗濯をする場合、
洗濯機のある洗面所 → 干す場所 → たたむ場所 → 収納する場所

という流れがスムーズにつながっていると、毎日の作業がぐっとラクになります。

逆に、キッチンと洗濯機が家の反対側にあったりすると、何度も家の中を行ったり来たりで、毎日のその積み重ねが疲れや不満につながってしまいます。

忙しい朝の時間に、効率よく動けるかどうかを想像しながら間取りを考えてみましょう!

2. 収納スペースは“量”より“場所”


収納はたくさん欲しい!という声はよく聞きます。

でも、実は「どこに収納があるか」がもっと大事です。

たとえば、玄関にコートやバッグ、趣味のキャンプ用品などを収納できるクローゼットがあると、帰宅後の片付けがラクになりますし、リビングが散らかりにくくなります。

キッチン周りも、パントリーがあると非常食や調味料、まとめ買いした食品の置き場所に困りません。
掃除道具や日用品はリビング近くの収納が便利です。

使いたいときに手が届く収納を計画することで、家全体がスッキリと整いやすくなります。

3. プライバシーの確保


家族とはいえ、やっぱりプライベートな空間は大切です。
特に、寝室やトイレの位置は慎重に考えたいポイントです。

たとえば、リビングの真横にトイレがあると、音や匂いが気になって落ち着かないことも。
また、来客時にトイレの前を通らないと寝室に行けないような間取りだと、家族もお客さんも気まずい思いをしてしまうかもしれません。

思春期の子どもがいる場合は、部屋の配置や生活リズムの違いを考慮したゾーニング(空間の区分け)も大切です。

家族それぞれが気持ちよく暮らせる距離感を考えた間取りを意識してみてください。

4. 採光と風通し


明るい家、風の通る家は、それだけで暮らしの満足度が上がります。
太陽の光を取り入れることで、室内が暖かく感じたり、自然と電気代の節約にも繋がります。

特に、リビングやダイニングなど長時間過ごす場所は、南向きの窓を大きくとるのが理想的。
また、風通しを良くするには、風の入口と出口を意識した窓の配置が大事です。
対角線上に開けられる窓を作ることで、自然な風が通り抜けます。

ただし、日差しが強すぎる地域では、庇やシェードなどで夏の暑さ対策をするのもお忘れなく。

5. 将来を見据えた間取り


今のライフスタイルにぴったりでも、将来の暮らしがどう変わるかは誰にもわかりません。

たとえば、子どもが大きくなれば部屋が必要になり、逆に独立したら使わない部屋が出てくることも。
親との同居や在宅勤務など、生活スタイルが大きく変わるケースもあります。

将来、間仕切りをして部屋数を増やせるようなフレキシブルな間取りにしておくと安心です。
また、バリアフリー対応や階段の配置など、年齢を重ねたときのことも少しだけ考えておくと、長く快適に暮らせる家になります。

まとめ


間取りは、見た目以上に“暮らしやすさ”に直結します。
だからこそ、しっかり考えておきたい大切なポイントです。

毎日の暮らしを具体的にイメージしながら、少し先の未来も見据えて間取りを作ると、家にいる時間がもっと好きになります。

ハウスメーカーや工務店に行った際には、様々な意見も取り入れつつ、家族の“これから”にフィットする間取りを作っていきましょう!

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こんにちは!家づくりブロガーの tay です。

元ハウスメーカー勤務の経験を活かして、「後悔しない家づくり」のヒントを発信しています。

「家は3回建てないと理想の家にならない」と言われますが、現実的じゃないですよね。

だからこそ、一度の家づくりで後悔を減らすことが大切なんです!

このブログでは、施主目線の気づきやプロとして見てきた成功&失敗のポイントをまとめています。

家づくりの不安や疑問が少しでも減って、毎日が楽しくなる住まいを一緒に考えていけたらうれしいです!