こんにちは、tayです!
家づくりを考えるとき、「家の中ばかりに目がいって、外まわりはあとでいいかな…」と思う方は意外と多いです。
でも、実際に住んでみると「外構の計画が暮らしやすさを大きく左右する」ということに気づく方がほとんどなんです。
今回は、そんな外構計画の重要性にフォーカスして、住み始めてから後悔しないためのコツやポイントをまとめてみました。
「駐車場や庭、門まわりのこと、まだ考えていなかった…」という方にも参考になる内容です。
家づくりを進めると、どうしても家本体の間取りや内装に目が行きがちです。
しかし、意外と後回しになりやすいのが「外構計画」です。
駐車場やアプローチ、庭やフェンスなど、住まいの外回りは日々の生活に直結します。ここを軽視すると、住み始めてから「思ったより不便」「もっとこうすればよかった」と後悔することが多いのです。
この記事では、外構計画でよくある後悔例と、後悔しないための3つのコツを詳しく解説します。
contents
外構を後回しにしてよくある後悔
1. 駐車場やアプローチの動線が不便
「玄関から駐車場まで遠く、荷物の出し入れが大変」
「雨の日に濡れながら子どもを車に乗せるのが大変」
こうした不便は、実際に住んでみて初めて気づくことが多いです。
例えば、家族が増えて荷物が多くなったとき、玄関から駐車スペースまでの距離が長いと毎日のちょっとしたストレスが積み重なります。
特に小さな子どもや高齢の家族がいる場合は、動線が住みやすさを大きく左右します。
2. 庭や植栽の管理が大変
「広い庭に憧れて植栽を多めにしたら、手入れが追いつかず放置気味に…」
「見栄えを重視して木や草を配置したら、成長して日当たりや風通しが悪くなった」
外構を見た目だけで決めると、管理や手入れの負担が大きくなります。
庭は家の印象を大きく左右しますが、日々の手間を考えずに計画すると、せっかくの空間が負担になってしまいます。
植栽の選び方や配置、庭の広さは、暮らし方に合わせて慎重に決めることが重要です。
3. 目隠しやフェンスが足りずプライバシーが不安
「道路や隣家からの視線が気になって、庭に出るのが億劫になった」
「フェンスを後付けしたら費用が予想以上にかかった」
プライバシーや防犯を考えないまま外構を決めると、後から追加工事が必要になりコストや手間が増えます。
入居前にどのくらいの目隠しやフェンスが必要か、日当たりや風通しと合わせて計画することが大切です。
後悔しないための3つのコツ
1. 契約前から外構のイメージを固める
家の配置や間取りが決まる前に、外構のイメージをざっくりでも持っておくと安心です。
- 駐車スペースは何台必要か
- 玄関までの動線や雨対策はどうするか
- 庭にどんなスペースを作りたいか
こうした要素を建物の配置と照らし合わせることで、入居後の後悔を減らせます。
たとえば、車2台分のスペースを確保したつもりでも、来客用や将来的な増車を考慮していないと、後から困ることになります。
2. 予算を本体価格の1〜2割で確保する
外構費用を甘く見積もると、入居後に「最低限の外構しかできなかった…」ということになりがちです。
- シンプルな駐車場+門まわり → 約100〜200万円
- フェンス・植栽・ウッドデッキなど充実プラン → 300〜500万円以上
生活動線や駐車場の広さ、庭の用途に合わせて、外構予算は建物本体価格の1〜2割を目安に確保しておくと安心です。
3. 外構業者を早めに検討する
外構は「ハウスメーカーに任せるか」「外構専門業者に依頼するか」でデザインや費用が変わります。
- ハウスメーカーに任せる場合
- 打ち合わせが一括でラク
- 費用はやや割高になる傾向
- 外構専門業者に依頼する場合
- デザインの自由度が高い
- 費用を抑えられる場合も
- 打ち合わせの手間は増える
希望や予算に合わせて選ぶと、より快適で満足度の高い外構が実現できます。
外構を意識すると暮らしやすさが変わる
荷物の出し入れがラクになる
駐車場と玄関の動線がスムーズだと、毎日の買い物や子どもの送り迎えが格段にラクになります。
例えば、玄関から駐車スペースまでの距離が短ければ、重い荷物を運ぶときや雨の日でも濡れずに家の中まで持ち込めます。
また、子どもや高齢の家族がいる家庭では、小さな段差や階段の位置も事前に計画しておくと、安全面にもつながり、事故や転倒のリスクを減らせます。
さらに、来客用の駐車スペースや、自転車・ベビーカー置き場の確保も考えておくと、生活のストレスがさらに軽減されます。
庭や植栽の管理がしやすくなる
庭の広さや植物の配置を計画的に決めれば、メンテナンスが負担にならず、いつもきれいな状態を保てます。
例えば、日当たりや風通しを考えて植物を配置すると、病気や枯れにくくなり、手入れの手間を大幅に減らせます。
また、雑草対策や水やりの導線を事前に設計しておくと、庭の管理が効率的になります。
さらに、リビングから見える景色や窓からの眺めも計算しておくと、日々の生活で癒しの空間として活用できます。
プライバシーや防犯面も安心
目隠しやフェンスを事前に配置することで、外からの視線や侵入リスクを減らせます。
道路や隣家からの視線を遮ることで、庭で遊ぶ子どもや家族のプライベート空間が守られ、安心して過ごせます。
さらに、適切なフェンスや門の設置は、防犯面でも効果的です。
侵入者にとっての心理的なハードルになり、空き巣などのリスクを減らせます。
こうした配慮は、単に物理的な安全だけでなく、家族全員が落ち着いて過ごせる「心の安心感」につながるのも大きなポイントです。
まとめ
外構は、家の見た目だけでなく毎日の生活の快適さや安全性にも直結します。
- 契約前からイメージを固める
- 予算を本体価格の1〜2割で確保する
- 外構業者を早めに検討する
これらを押さえることで、住み始めてから「こうすればよかった…」という後悔を防げます。
一生に一度のマイホームだからこそ、外構も含めた快適で暮らしやすい家づくりを大切にしましょう。