やりたいことが見つからない方へ…考え方を変えるだけで人生が激変する方法

やりたいことが見つからない方へ…考え方を変えるだけで人生が激変する方法

2022年3月17日

現在、皆さんはやりたいことが出来ていますか?人生100年時代と言われている中で、「ずっと今の仕事のままでいいのかな」「もっと自分に合っている仕事ないかな」と自分のキャリアについて考える方も多いと思います。しかし、本当に自分がやりたいことが分からなかったり、環境の変化が嫌で転職に踏み出せないままモヤモヤしながら働き続ける方がほとんどだと思います。今回は、そのような方へ一冊の本を紹介したいと思います。八木仁平さん著書の「やりたいこと」の見つけ方です。この本では自己理解を徹底的に行うことで本当に自分が向いている仕事、やりたい仕事を見つけられる内容になっています。この記事では、この本の内容を噛み砕いて解説していきます。


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私が本と出会ったきっかけ


私は、新卒1年目で働き出してから半年後にこの本を知りました。(はやっ)

新卒で入社した大手不動産会社が、今の時代では珍しいレベルのブラック企業だったのがきっかけです。

例を挙げると、付き合い残業が当たり前の社風で月に80〜100時間程、残業していたにも関わらず残業手当は30時間分しかでない会社でした。

これを聞くとほとんどの人が口を揃えて「ブラックすぎる!」と言うと思いますが、もしかしたら「そんなの普通でしょ」と言う人もいるかもしれません。

実際に、私は1年で会社を退職しましたが、1年以内で辞めた人の人数は新卒入社40人の中で15人程でした。

すでに退職して2年が経ちますが、話を聞くと未だに同じ歳で入社した人の半分くらいは、そのような環境で働いているそうです。

私が当時の会社に在職しているときは、「こんな環境で働くなんてあり得ない。今すぐ辞めたい!」と思いながらも本当に自分に合っている仕事を見つけられず、転職活動もうまくいきませんでした。

自分の適職を見つけるために自己分析が重要と聞いていたこともあり、転職エージェントの方に相談したり、サイトでよくあるような適職診断などもいくつも受けました。

しかし、思うような結果が出ず数ヶ月間、過酷な環境の中で働いていました。

そんな時に、色々調べていくと中田敦彦さんのYoutube大学の動画を見て、そこで紹介されていた本に目が留まりました。

その本に出会い、書いていた通りに自己分析を行うと自分の中でモヤモヤしていたことが解消されて、新たな人生のための転職へ踏み出すことができました。

本を読む前に下記で紹介している動画を見ると、より理解が深まると思います。

①と②に分かれていて合計1時間20分程ある長い動画ですが、見て後悔はしないので是非、ご覧ください。

【やりたいことの見つけ方①】

【やりたいことの見つけ方②】

やりたくない仕事をしているデメリット


やりたくないことを仕事にしていると、このような悪循環にハマります。

  • 仕事で抱えたストレスを発散するためにお金が消える
  • 仕事に興味がないので、淡々と仕事をこなすつまらない毎日を過ごす。

お金が消えるパターンは、仕事終わりの飲み会や必要ではないブランドの服を購入するなどです。

もちろん、毎週の飲み会のために働いている人や良いブランドの服を買うために働いている人にとっては良いかもしれませんが、ストレスだらけの過酷な仕事を我慢するのは僕にはできませんでした。

仕事を淡々とこなし、家に帰ってもスマホを片手に明け暮れ、また次の日は嫌な仕事をこなす。という生産性のない時間も勿体ないように感じます。

これらのパターンで無限の時間を吸い取られ、成長できずにいつの間にか歳だけ取っている人生を送ることになります。

もちろん、仕事に良い刺激はないけれどストレスフリーで残業も少なく、趣味や習い事をするために働いている方にとっては良いかもしれません。

やりたいことを見つけるメリット


やりたい事を見つけるとこのように人生が変わります。

  • 毎日を充実感で終えられる
  • 成長することで高い報酬を受け取れる

やりたいこと探しは、できるだけ早く終わらせることが大事です。

年齢を重ねることで、「社会人として」「上司として」「親として」の「やるべきこと」に行動を縛られて挑戦する事を忘れてしまいます。

「やりたいこと」が明確になれば、スキルや自信をつけられるのでより自由になっていきます。

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自己理解メゾット


ここからが重要なポイントです。

動画での紹介されている本を読んで学んだことから、要点を絞って解説していきます。

メモを用意して、進めて行くと早速、発見があるかもしれません。

今の会社は自分に合っているのか不安な方は、今の仕事に当てはめてみましょう。

①好きなことを見つける

「好きなこと」とは「自分の情熱がある分野」です。

就職や転職を考えている人は、業界と思ってください。

例えば、スポーツやファッション、医療や建築などであり、趣味でも良いですし、今までの人生を振り返ってやっていて楽しかったことを思い出してください。

好きなことを仕事にすると、興味があるのでもっと知りたいと向上心が湧いたり、面白く感じることが増えるので、これが本当に仕事で良いのか?と言うマインドになっていきます。

②得意なことを見つける

「得意なこと」とは「自然と人より上手く出来て、苦なく心地よいこと」です。

ここで起こりうる勘違いは、「得意なこと」を「スキル・知識」と一緒にしてしまうことです。

スキルは、資格やプログラミング、英語や料理などですが、得意なことは、情報を集めることや人と話すこと、分析することなどです。ここの違いに気をつけましょう!

得意なことの特徴は、やっていて心地よかったり、頑張らなくても無意識にやっていることです。

これらの「好きなこと」×「得意なこと」が「やりたいこと」になります。


例えば、「服が好きだから」の理由で服を売る接客業に向いてると自分で判断してしまいがちですが、本当は人にモノを売ることが心地よいと感じないかもしれません。

もしかしたら、自分がデザインした服が売れていく方が、心地よさを感じるかもしれません。

そうなると、ショップの店員になる道へ行ってしまうと幸福度が下がってしまいます。

このように、好きなことだけを仕事にしてしまうとミスマッチになる可能性が高いので、ここの得意なことの分析をしっかり行いましょう。

好きなこと得意なことやりたいこと
ファッション絵を描くこと洋服のデザイナー
教育相談に乗ることスクールカウンセラー
建築提案すること不動産営業

③大事なことを見つける

「大事なこと」とは「状態」です。

例えば、自由に生きたいや安心して生きたい、何かに熱中して生きたいなどが挙げられます。

ここの「大事なこと」が最も重要です。

先程の「やりたいこと」が、この価値観に合っているかの作業をします。

ここで絞ったものが「本当のやりたいこと」となります。

転職を考えている人の理由には、「給料を上げたいから」「思っていた仕事ではなかったから」が多く挙げられると思います。

それは、就職活動中に「好きなこと」や「得意なこと」だけで仕事を決めてしまっていた場合が多くあります。

実際に、僕の「好きなこと」は、まちづくりや建築で「得意なこと」は、人と話すことや人からの信頼を得ることでした。

そのように分析した僕は、人の人生に寄り添えて、建築を通してまちづくりに携われる住宅の営業の仕事が合っているのではないかと思い入社しました。

これは、就活生なら誰でもするような自己分析だと思います。

しかし、私の性格は、人と話している中で信頼関係を構築することは得意であったものの、お客様にモノを提案して壮絶な価格交渉の中で成績を上げる営業職は、ある程度の成績は上げていたものの心地良いと感じることはありませんでした。

また、ある程度の地位と収入があればそれ以上は望まず、趣味も多いのでお金より余裕のある精神状態や時間を大事にする性格でした。

入社後のギャップも退職理由の一つですが、もし前職の仕事が定時に終わったとしても職場の環境(営業や社風)が私の心地良さとズレていたので、転職をしていたと思います。

それから私は、転職を成功させて今では時間や心に余裕が生まれたので、趣味はもちろん、ブログを書くことやSNS発信をしたりスキルを磨くこともできています。

ミスマッチにならないためにも、今から就職活動を始める方や転職を考え始めている方は、一番軽視しがちな自分の中の価値観を一番大切にして進めてください。

まとめ


「本当のやりたいこと」は、何か見つかりましたか?

今回は、要点を絞ってわかりやすく解説をさせていただきました。

本を読めば、より分かりやすく解説されているので、今回の解説で分かった方も分からなかった方もぜひ、手にしてみてください。

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